どうも。
がく鍼灸治療院の山本です。
ここ連日6月とは思えない暑さですね。、
これからは熱中症にもなりやすく、
体調に注意して過ごしたいところです。
それで今回はタイトル通り、
「あせも」についてお話ししていきたいと思います。
大人になると「あせも」が出来ることも少ないですが、
お子さんがいると結構気を使うかと思います。
僕の息子は汗かきなので、
あせもには注意していたのですが、
最近首にあせもができてしまいたした。
もう治りましたが、
これからの季節はさらに注意しないとです。
そんな時、
たまたま良い本を見つけました!
(タイミング良いですね。)
このシリーズの本です。
→http://www.shindan.co.jp/books/index.php?menu=03&zcd=6
その本に載っていた対策法が良かったので、
ご紹介します。
以下引用部分
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①手洗いするついでに、手首や肘まで水洗いする
手洗いするついでに手首や肘など、
汗の溜まりやすいところを水道水で洗う。
洗う際は、必ずしも洗浄剤を使用する必要はありません。
これだけでもアトピー性皮膚炎や
あせもの予防や症状軽減に貢献します。
②首、体などの水洗いが難しい場所は、
”おしぼり”で汗を吸いとる
首や肩だも汗の溜まりやすい場所。
シャワーが難しい場合は、
ハンドタオル等を水道水で濡らした”おしぼり”で
汗を吸い取ります。
ゴシゴシこすらず、
ぽんぽんと皮膚表面を軽く撫でるのがコツ。
乾いたタオルよりも、
おしぼりのほうが汗を効率よく吸い上げ、
拭いた後の清涼感がかゆみを予防します。
③膝の関節も水洗い
膝の凹みはアトピー性皮膚炎など
汗で悪化しやすい場所。
膝まで洗えるような水道水があれば、
水洗いは汗対策として有効です。
難しい場合は、おしぼりで対応。
④シャワー浴
集団生活施設内(設備があれば)あるいは
自宅などで汗をかいたあとにシャワー浴をするのは効果的です。
筆者らのグループは、
過去にアトピー性皮膚炎の小学生を対象に、
休み時間に学校内のシャワー設備を用いて
1日1回(平日のみ)4週間、シャワー浴をしてもらい、
症状の推移を観察しました。
シャワーは洗浄剤を用いず、
シャワー後に塗り薬を使うこともありませんでした。
筆者ら皮膚科医が学校に訪問し、
効果の評価を行ったところ、
全員皮膚症状が改善していく様子を見ることが出来たとのことです。
シャワー浴のない施設では、
帰宅後に浴びるのでの同様の効果が期待できるとこのことです。
⑤濡れた衣類を着替える
通気性の悪い衣類が濡れてしまった場合は、可能なら着替える。
日頃から汗をたくさんかいて、
頻繁に衣類が濡れるようなら、
通気性がよく吸水の少ない、ポリエステル製のスポーツ肌着などを着用するのも解決策の一つ。
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引用ここまで。
(診断と治療社:チャイルドヘルス2020.4 Vol.23 No.4 p30-32 特集;子どもの肌トラブルとスキンケアQ&A 室田裕之)
これらの対策は大人にも有効だと思いますので、”おしぼり”やシャワー浴などをうまく利用して、
暑い夏を快適に過ごしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。